2013年1月19日土曜日

【ロイター】iPad(第4世代)販売伸び悩み、シャープがパネル生産ほぼ停止



ロイターによるとiPad(第4世代)の販売が想定を下回り、シャープがiPad用パネルの生産をほぼ停止していることが分かったそうです。複数の関係者によると、iPad miniに需要が移り、9.7型画面の第4世代モデルは販売が伸び悩んでいるようです。
iPad(第4世代)は、シャープは亀山第2工場(三重県亀山市)で、IGZOの技術を採用した液晶パネルをiPad向けに製造していましたが、昨年末からiPad向けのラインの稼働を徐々に落としており、今年に入ってほとんど生産していないそうです。
液晶パネルの需給調整の一環としてAppleは手元の在庫パネルでiPadを生産しており、パネル発注を抑えているようです。

亀山第2工場の稼働率は下期に50%を計画。Apple向けの出荷が止まれば計画達成は難しくなるが、シャープはテレビ用パネルを製造して同工場の稼働率を調整していく方針だそうです。

iPad向けにはシャープの他にも、LGディスプレーとSamsungも供給メーカーとなっていますがLGディスプレーについても徐々に発注を減らしているそうです。

参考記事:ロイター

2013年1月18日金曜日

【日経】グーグル、タブレットでアップル逆転 低価格武器に

日経新聞によると、全国2400店の家電量販店を調査するBCN(東京・千代田)が16日、昨年12月のデジタル家電の販売動向を発表しており、年末商戦の国内タブレット市場で、米Google「Nexus」のシェアが米Apple「iPad」を初めて上回ったと報じています。

タブレットの販売台数シェアでは、NexusをGoogleと共同開発し、生産する台湾ASUSが44.4%を獲得して首位。Appleは40.1%で、10年5月のiPad発売以来守ってきた首位の座を譲ったことになるそうです。


かなり店頭に置いてばら撒いてるなぁって印象はありましたね。
家電量販店にとっては、Apple製品を売るよりも積極的にNexusを売った方が収益効果が高いというのもあったんでしょうね。
しかし、この伸び率がハンパない・・・・。

参考記事:日経新聞

2013年1月16日水曜日

アナリスト予測:2013年のApple新製品のロードマップ

MacRumorsによると、KGIのアナリストMing-Chi Kuo氏が、2013年のApple新製品のロードマップを予測したレポートを公開していると伝えています。

iPhone:2013年6月〜7月に「iPhone 5S」と刷新された「iPhone 5」の両方が登場すると予測しています。「iPhone 5S」は現行の「iPhone 5」と非常によく似ているが、A7チップ搭載を含む多数のアップグレード、指紋センサー、F値2.0やスマートLEDフラッシュなどカメラの改善が予想されるとしています。
また、「廉価版 iPhone」は、厚さが若干厚くなり(7.6mm〜8.2mm)、ポリカーボネート製の筐体を採用、6色展開となるとしています。

iPad、iPad mini:2013年第3四半期にRetinaディスプレイを搭載した「iPad mini」が登場すると予測しています。「iPad」については更にスリム化、軽量化が進み、「iPad mini」のような薄いベゼルが採用されるとしています。

MacBook Pro:2013年にRetinaモデル以外は廃止となるとみていて、現行のRetinaモデルより安い価格帯ですべてがRetinaディスプレイにすると予測しています。デザインについては微修正があるだろうとしています。

MacBook Air:Retinaディスプレイを採用するには厚さに問題があり、2013年にRetinaディスプレイが搭載されることはないと予測しています。Intelの次世代プラットフォーム「Haswell」(ハスウェル)に移行することがメインのアップグレードとなり、2013年第2四半期後半になるとしています。

デスクトップ:「iMac」は好評ではあるが、Retinaディスプレイがラインナップに加わることは2013年中にはないだろうと予測しています。2013年第4四半期には「iMac」と「Mac mini」がハスウェルに移行すると予測しているが、「Mac Pro」については言及がないそうです。

iPod touch第5世代モデルと併売されている第4世代「iPod touch」については廃止の方向。そのクラスには、8GBストレージを搭載し、リアカメラを搭載しない第5世代「iPod touch」が199ドルで販売されるだろうとしています。

Apple TV:2013年第1四半期にマイナーアップグレードがあると思われるが、詳細な情報は提供されていないとしています。また、テレビセット(iTV)については、2013年の登場はないとしていて、コンテンツの問題やテレビの製造についての経験不足により2014年まではないだろうとしています。


参考記事:MacRumors

2013年1月14日月曜日

【WSJ】Apple、需要低下によりiPhone 5用部品の発注数量を削減

WSJによると、米Appleは、需要が当初の予想を下回っていることを理由に、iPhone5の部品注文を削減していると、事情に詳しい複数の関係者が明らかにしたそうです。

関係者2人によると、1-3月期の同社の液晶ディスプレイパネルの注文は、当初の予定注文のほぼ半分程度に落ち込み、さらに別の関係者は、Appleがまた、ディスプレイ以外の部品の注文も削減したことも明らかにしたそうです。
当初よりも伸びなかった理由として、Sumsungをはじめ、Androidを搭載した他のスマートフォンとの競争激化に直面していることが挙げられるそうです。

Appleの担当者からのコメントは今のところ、得られていないようです。


当初よりも、意外と伸びなかったんでしょうね。
というより、既に世界に展開して一巡したということで、伸びが鈍化しているというところかもしれません。毎年新製品買うどころか2年に1回変更しなくても良くなってきているのもあるかもしれませんけど。

参考記事:
WSJ